2026年4月15日放送の『ニノなのに』では、元消防士という異色の経歴を持つ芸人・ワタリ119さんが、たった3日間で英語を話せるようになることに挑戦する企画が放送されました。
使ったのは「英語暗記20項目メソッド」と呼ばれる独自の方法で、文法を一切勉強せずに英会話を成立させるというユニークなアプローチが話題を集めています。
「本当に3日で話せるようになるの?」と気になった方も多いのではないでしょうか。
この記事では、番組内で紹介されたメソッドの詳細と実験の結果について、まとめて紹介します。
『ニノなのに』英語企画:ワタリ119が3日間で挑んだ会話実験
今回の企画では、芸人のワタリ119さんが「3日間だけ英語を学び、外国人と1時間の食事会で英会話を成立させられるか」という実験に挑戦したと紹介されていました。
ワタリ119さんといえば、芸人になる前は消防士として働いていたという経歴の持ち主。
英語は決して得意ではなかったとされており、そんな状態から3日間でどこまで話せるようになったのかが、この企画の見どころとなっていました。
勉強方法として採用されたのは、自分自身のことを英語で話せるようにするという、非常にシンプルかつ実践的なアプローチ。
「英語暗記20項目メソッド」と名付けられたこの方法は、教科書やテキストを使わず、自分の言葉だけを素材にして英語を身につけるというものでした。
文法の勉強を一切しないという点が、従来の英語学習とは大きく異なるポイントだと感じられます。
英語暗記20項目メソッドとは?ワタリ119が実践した手順を解説
メソッドの基本的な考え方
英語暗記20項目メソッドとは、自分自身に関する情報を20項目にわたって日本語で書き出し、それを英語に変換して音ごと丸暗記するという学習法です。
番組内でワタリ119さんが実践した方法として紹介されており、文法の正確さよりも「音を覚えること」を最優先に置いているのが特徴とされていました。
いわば「英語の歌詞を覚える感覚」で学ぶというスタイルで、意味を理解しながら音をそのまま体に染み込ませていくイメージに近いと考えられます。
難しいテキストや参考書は一切使わず、自分自身のことを話す文章だけを素材にするため、記憶に残りやすいというメリットもあるとされています。
STEP1:自分のことを日本語で20項目書き出す
まず最初に行うのは、自分に関するテーマを20個、日本語で書き出すことです。
番組でワタリ119さんが書き出したとされる項目の例としては、以下のようなものが紹介されていました。
・学校での思い出
・現在の仕事の内容
・それに至るまでの職歴
・人生のターニングポイント
・大事にしている価値観
・将来やりたいこと
・今悩んでいること
・好きなこと・趣味
・休日の過ごし方
・旅行や食の好み
・今住んでいる場所
・家族について
・友だちについて
・自分が好きな場所
・日本の良いと思うところ
・英語を勉強することになったきっかけ など
自分が実際に話せるように「自分の言葉」で書くことがポイントとされており、他人の話題ではなく、あくまで自己紹介に使える内容を選ぶことが重要だと考えられます。
STEP2:書いた日本語をGoogle翻訳で英語に変換する
書き出した20項目の日本語文を、Google翻訳を使ってすべて英語に変換します。
プロの翻訳や英語の勉強は一切必要なく、翻訳ツールに丸投げしてしまって問題ないとされていました。
ワタリ119さんが実際に番組内で使用したとされる英語文の例としては、以下のようなものが紹介されていました。
◆ 職歴(項目3)
Before I became a comedian, I was a firefighter.
(芸人になる前は消防士をしていました)
◆ 大切にしている価値観(項目5)
My core value is helping people. Rescue, you know?
(大事にしている価値観は人を助けること、レスキューです)
◆ 趣味(項目8)
I love watching movies.
(映画鑑賞が好きです)
I like Avengers: Endgame and the recent Superman.
(アベンジャーズ/エンドゲームや最近のスーパーマンが好きです)
Overall, I just love superhero movies. The character designs are awesome.
(とにかくヒーロー映画が大好きで、キャラクターデザインが最高です)
自分の実体験や価値観がそのまま英文になっているため、覚えやすさが格段に上がると考えられます。
STEP3:英語をAI音声で読み上げ、毎日聞き続ける
翻訳した英語文をAI音声読み上げツールに入力し、音声データとして出力します。
その音声をスマートフォンに保存して、移動中や家事の合間など、日常生活のすき間時間にひたすら聞き続けるというのが、このステップの核心部分です。
ポイントは「英語を読む」のではなく「英語の音を耳で受け取る」という姿勢。
テキストを目で追うのではなく、音だけを頼りに体で覚えていくというアプローチが、このメソッドの大きな特徴のひとつとされていました。
STEP4:聞こえた英語をそのまま復唱して丸暗記する
聞いた音声を耳で受け取ったら、そのまま口に出して復唱します。
文法が正しいかどうかは一切気にせず、「音の塊」として丸ごと覚えることを目指すスタイルです。
「呪文のように繰り返す」「歌の歌詞を覚える感覚で音を丸ごと覚える」というのが、ワタリ119さんが実践していた暗記スタイルとして紹介されていました。
職歴を説明する文章「Before I became a comedian, I was a firefighter.」は、音声を聞きながら復唱を繰り返すことでわずか10分で暗記できたとも記録されていたようです。
自分でできる20項目テンプレート
メソッドをすぐに試したい方は、以下のテンプレートが参考になるかもしれません。
日本語欄に自分の内容を書き込んだうえで、Google翻訳に貼り付けるだけで英語文が完成します。
【1】私の現在の仕事:
【2】その仕事を始めた理由:
【3】過去の職歴:
【4】学生時代の思い出:
【5】大切にしている価値観:
【6】人生のターニングポイント:
【7】将来やりたいこと:
【8】趣味:
【9】好きな映画・音楽・本:
【10】休日の過ごし方:
【11】家族について:
【12】友人について:
【13】住んでいる場所の特徴:
【14】好きな食べ物・嫌いな食べ物:
【15】旅行の思い出:
【16】自分の性格:
【17】最近ハマっていること:
【18】悩んでいること:
【19】日本の好きなところ:
【20】英語を勉強する理由:
英語化が完了したら、AI音声ツール(Google テキスト読み上げ、ElevenLabsなど)に入力して音声を作成し、毎日繰り返し聞くことで暗記へとつなげていきます。
3日後の実験結果:外国人との会話は成立したのか?
3日間のメソッド実践後、ワタリ119さんは外国人との食事会という場で実際に英会話に挑戦したと紹介されていました。
結果として「すべてを完全に理解できたわけではない」「文法の誤りはあった」という正直な部分も明かされていましたが、それでも覚えた文章を使って会話を成立させることには成功したとのことでした。
食事会の場では、外国人の参加者から「筋肉すごいね」といった雑談が生まれる場面もあったようで、和やかな交流が実現していた様子が伝わってきます。
「完璧な英語」ではなくても、自分のことを話せる文章さえあれば会話のきっかけが生まれるという実例として、非常に興味深い結果だったと言えるのではないでしょうか。
文法の正確さを追い求めるよりも、「伝わる英語」を先に身につけるというこのアプローチは、英語が苦手な方や長年挫折を繰り返してきた方にとって、ひとつの突破口になる可能性があると考えられます。
専門家や研究から見る「音暗記」学習の背景
ワタリ119さんが実践した「音をそのまま覚える」という学習スタイルは、言語習得の研究においても一定の根拠があるとされています。
カナダの言語学者スティーブン・クラッシェン氏が提唱した「インプット仮説」によると、理解可能なインプット(聞いて意味がわかる音声)を大量に受け取ることが第二言語習得において重要だとされており、読解よりもリスニングを重視するアプローチとの親和性が高いと考えられます。
また、繰り返しの音声インプットが言語の定着を助けるという考え方は、音楽や歌詞の暗記に近い形で語学を学ぶ「シャドーイング」とも通ずる部分があります。
シャドーイングの効果については、英語教育の観点からも複数の研究で肯定的な報告があるとされています。
まとめ:ニノなのに 英語企画で紹介されたメソッドのポイント
2026年4月15日放送の『ニノなのに』で紹介されたワタリ119さんの英語挑戦企画について、まとめると以下のようになります。
・「英語暗記20項目メソッド」は、自分のことを日本語で20項目書いてGoogle翻訳で英語化し、AI音声で丸暗記するという方法です。
・文法の勉強は一切不要で、「音を歌のように覚える」という感覚が重要とされていました。
・3日間の実践後、外国人との食事会で会話を成立させることに成功したとのことでした。
・完璧な英語ではなくても、自分の言葉を英語化して覚えるだけで「伝わる会話」ができるという点が、このメソッドの最大の魅力だと感じられます。
英語が苦手な方やこれまで何度も挫折してきた方でも取り組みやすいメソッドだと思われるので、番組を見て気になった方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。

