✏️ この記事について
ダイエットの情報誌・ウェブメディアに15年以上携わってきた編集者の視点から、「なぜ同じ方法でも結果に差が出るのか」をまとめました。医学的なアドバイスではありませんが、長年の観察から見えてきた”2つのタイプ”について、正直にお伝えします。読み終えたとき、自分がどちらかを確認してみてください。
何をやっても痩せないあなたへ
この仕事を始めて、もう15年以上が経ちます。
その間に、テレビや雑誌でどれだけのダイエット法が流行しては消えていったか、指折り数えると追いつかないほどです。
カーヴィーダンス、ロングブレス、糖質制限、16時間断食、そして最近ではGLP-1……。
どれも一時期は「これこそ答えだ」というムードで取り上げられ、たくさんの女性が試してきました。
私自身は専門家ではありません。
ただ、そのブームのたびに「どんな人に効いて、どんな人には効かなかったのか」を長年観察してきた編集者です。
そこで気づいたことが一つあります。
同じ方法を試しても、結果には明らかな差がある。
続けられた人、途中で諦めた人、頑張ったのに体重計がびくともしなかった人。
その差はいったいどこから来るのだろう、とずっと考えていました。
多くの記事では「続ける意志が大切」「食事管理が甘い」という言い方をされがちです。
でも私が見てきた限り、失敗する人の多くは意志が弱いわけでも、努力が足りないわけでもない。
ただ、「自分に合っていない方法を選んでいた」か、「正しい方法でやっているのに、体がそもそも変わりにくい状態にある」か、そのどちらかであることがほとんどでした。
大きく分けると、ダイエットがうまくいかない人には2つのタイプがあると感じています。今日はその話をしたいと思います。
あなたはどちら?
Aタイプ or Bタイプ
どちらのタイプかによって、最初の一手が変わります
Aタイプ:「自分に合う方法が、まだわかっていない人」
「何を試しても続かない」の正体
思い当たることはありますか。
SNSで話題の食事法を試してみた。
友人が痩せたというサプリを飲んでみた。
ジムに通い始めたけれど、3ヶ月で行かなくなった。
糖質制限をしたら最初の1週間は体重が落ちたのに、その後は止まってしまった……。
「続かない」という言葉でひとくくりにされがちですが、本当の問題は続ける意志ではないと私は思っています。
自分に合わないものは続かないのです。
それは当たり前のことです。
たとえば、脂質の代謝が得意な体質の人が、ひたすら糖質だけを制限し続けても、思うように体が変わらないことがあります。
反対に、炭水化物を多めに食べても太りにくい体質の人が、過度なカロリー制限をして逆に筋肉が落ちてしまうこともある。
そこで、体質を知ることから始める
最近また、遺伝子検査キットを活用する女性が増えています。
といっても、「遺伝子でダイエット法が決まる」というような過剰な期待ではなく、「自分の体の傾向を知る」という使い方です。
🧬 遺伝子検査でわかることの例
- 脂質の代謝のしやすさ
- 糖の処理の傾向
- 筋肉のつきやすさといった体質の傾向
こうした情報をもとに、「自分はどのアプローチが合っているか」を絞り込む手がかりにするわけです。
誤解してほしくないのですが、遺伝子検査は「これさえすれば痩せる」という魔法ではありません。
むしろ、闇雲にいろんな方法を試し続けることをやめるための、最初の一歩として有効なのだと感じています。
こんな人に向いているかもしれません
- ☑️ これまでにいくつかのダイエット法を試してきたが、どれも決め手に欠けた
- ☑️ 自分の体質が何かよくわからない
- ☑️ 「正しいやり方」をしているつもりなのに、なぜ結果が出ないのか腑に落ちない
- ☑️ まずは自分のことをきちんと知るところから始めたい
こういった気持ちを持っている方には、体質を把握することが最初のステップになりえます。
やみくもに新しい方法を試す前に、「自分はどんな体か」を知ることは、遠回りのようで実は近道だと思っています。
私自身、15年以上ダイエットブームを見てきて感じるのは、
「次の流行を探す前に、自分の体質を知る方が先」
ということです。
私が見つけた遺伝子検査キットはこちらです。
実は2012年頃、
仰天ニュースで遺伝子検査が紹介された時、
私が運営していたメディアでも驚くほど反応がありました。
当時は「ダイエットは根性ではなく体質も関係する」という考え方が新鮮だったんです。
Bタイプ:「体質も知っている、努力もしている。それでも結果が出ない人」
「これだけやっているのに」という疲れ
実は私が見てきた中で、
本当に苦しんでいたのはこのタイプです。
糖質制限は続けてきた。週に何度か運動もしている。食事の記録もつけている。
でも、体重は全然変わらない。むしろ以前より落ちにくくなった気がする——。
Aタイプの「何が合っているかわからない」とは違い、このタイプの方はやることはやっている。でも体が変わらないという状況です。
これには、ホルモンバランスの乱れ、代謝の低下、あるいは体がその状態に慣れてしまっていることなど、個人の努力だけでは対処が難しい要因が絡んでいることがあります。
一人で抱え込まなくていい、という選択肢
こうした方に近年注目されているのが、医療ダイエットという選択肢です。
医療ダイエットとは、医師の管理のもとで行うダイエットのことで、GLP-1受容体作動薬(食欲を調整するホルモンに働きかける薬)の処方や、医師による栄養・運動指導などが含まれます。
私がこれについて印象的だったのは、「医療の力を借りること」よりも、「一人で頑張り続けなくていい」という部分です。
ずっと自分一人で食事制限と運動を組み合わせて、結果が出ないたびに落ち込んで、また一から始めて……というサイクルは、心身ともに消耗します。医師と二人三脚で進める、つまりプロのサポートを受けながら取り組むことで、自分では気づけなかった問題点が見えてくることもあります。
こんな人に向いているかもしれません
- ☑️ 糖質制限や運動など、一般的に効果があるとされる方法を試し続けてきた
- ☑️ それなりに体質の傾向は把握している
- ☑️ でも体重や体型に変化が出ない、または以前より落ちにくくなっている
- ☑️ 一人で努力するのに限界を感じている
このタイプの方にとっては、「もっと頑張る」という方向ではなく、「サポートを得る」という方向に切り替えることが、むしろ前進につながることがあります。
まとめ:あなたはどちらから始めるべき?
自分のタイプを確認してみましょう
ここまで読んできて、「自分はどちらかな」と思い始めている方も多いかもしれません。
少し整理してみます。
色々試してきたけれど、何が自分に合っているかまだわからない。続かない、結果が出ないの繰り返しで、まず自分の体質を知りたいという方。
🔬 遺伝子検査キットで体質の傾向を知ることが、最初の一歩になるかもしれません。やみくもに次の流行に飛びつく前に、「自分はどんな体か」を把握するための情報を集めることを優先してみてください。
体質もある程度把握している。糖質制限も運動もやってきた。それでも体が変わらず、一人で抱え込むのに疲れてきている方。
🏥 医師と一緒に取り組む医療ダイエットを検討してみる価値があります。「また新しいダイエットを始める」ではなく、「仕組みから変える」という発想の転換になるかもしれません。
「合っている方法」は人によって違う
15年以上この業界を見てきて、私が確信していることが一つあります。
「どのダイエット法が正しいか」よりも、
「自分にとって何が合っているか」を知ることの方が
ずっと大切
カーヴィーダンスで体が変わった人も、糖質制限で結果を出した人も、医療ダイエットで長年の悩みが解決した人も、みんな同じことを言います。
「自分に合った方法を見つけてから、やっと変わり始めた」と。
📝 編集後記
この記事を書いたのは、「また新しいダイエット法を紹介する記事」にはしたくなかったからです。15年間見続けてきて感じるのは、情報が足りないのではなく、「自分に必要な情報がわからない」という状態の人が多いということ。AタイプとBタイプという切り口が、あなたの”最初の一手”を考えるときの参考になれば嬉しいです。
※本記事は個人の観察・経験に基づく編集者の視点であり、医学的なアドバイスを提供するものではありません。ご自身の健康状態に合わせて、医師や専門家にご相談ください。記事内には広告リンクが含まれています。
