「今知りたいでしょ」で紹介された、肌の7大ギモンを解決するスペシャル企画が話題になっています。
番組では、京都大学大学院医学研究科・医学部皮膚科学教授の椛島健治先生が、シミやシワ、毛穴、目の下のクマ、ホクロなど、多くの人が抱える肌の悩みについて最新の研究結果をもとに解説していました。
「シミやシワは年齢のせいだから仕方ない」と諦めていた方も多いのではないでしょうか。
この記事では、番組で紹介された内容をもとに、今知りたいでしょシミシワ毛穴対策について詳しくまとめました。
日々のスキンケアやセルフケアの参考にしてみてください。
今知りたいでしょで話題!シミ・シワ・毛穴対策の最新研究とは
番組では、世界的権威とされる皮膚科学の専門家が、肌の悩みを科学的な視点から解説していました。
これまで「加齢だから改善は難しい」と思われていたシミやシワについても、対策次第で目立ちにくくできる可能性があると紹介されていたのが印象的です。
特に、シミの原因となるメラニンの蓄積や、シワの種類による原因の違いなど、知っているようで知らなかった情報が多く盛り込まれていました。
ここからは、シミ・シワ・毛穴・クマ・ホクロのそれぞれについて、番組で語られていた内容を詳しく見ていきます。
シミコウジ酸とシミビタミンC誘導体に予防改善効果が期待できる理由
シミができる主な原因は、紫外線などの刺激によって作られたメラニンが、肌のターンオーバーで排出されずに皮膚に残ってしまうことにあります。
若い頃はターンオーバーの周期が早いため目立ちにくいのですが、加齢とともにこの周期が遅くなり、メラニンが蓄積しやすくなるといわれています。
日焼け止めクリームは顔だけで2フィンガーチップが目安
シミを予防するうえで欠かせないのが、紫外線対策です。
番組では、多くの人が日焼け止めを塗っていても、実は「量」が足りていないケースが多いと指摘されていました。
目安として紹介されていたのが、顔だけで2フィンガーチップという量です。
2フィンガーチップとは、大人の人差し指の先端から第一関節までの長さ分の日焼け止めを、2本分使うという意味だそうです。
塗り方としては、次のように顔の5点に分けて優しく広げるとムラになりにくいと紹介されていました。
1. 額に日焼け止めをのせます。
2. 鼻筋にのせます。
3. 右頬にのせます。
4. 左頬にのせます。
5. 顎にのせ、5点から外側に向かって均等に優しく伸ばします。
普段より少し多めに感じるかもしれませんが、この量を意識するだけで紫外線対策の効果が変わってくるのではないでしょうか。
シミコウジ酸がメラニンの生成を抑える可能性
ハイドロキノンはもともと果実や植物などの天然界に存在する身近な成分で、
ビタミンC やアルブチン、コウジ酸と同様に知られる実感力の高い成分の1つで世界中でも注目を集めています。
シミを薄くする可能性がある成分として紹介されていたのが、コウジ酸です。
コウジ酸にはメラニンの生成を抑える働きがあるとされており、肌のターンオーバーが進むことで、少しずつシミが薄くなっていくことが期待できるといわれています。
即効性のある成分ではないものの、継続的なケアの中に取り入れることで、将来的な変化につながる可能性があるようです。
シミにはビタミンC誘導体も色素沈着のケアに役立つ可能性
コウジ酸と同様に紹介されていたのが、ビタミンC誘導体です。
ビタミンC誘導体もメラニンの生成を抑制し、シミの色味を薄くする方向に働く可能性があると解説されていました。
スキンケア用品を選ぶ際には、こうした成分が含まれているかどうかも、ひとつの目安にしてみるとよいかもしれません。
シワの原因と対策|表皮と真皮では改善アプローチが違う
シワと一口に言っても、できる場所や深さによって原因が異なり、対策方法も変わってくるそうです。
表皮のシワ対策には保湿が重要
目尻などにできる細かく浅いシワは「ちりめんジワ」とも呼ばれ、表皮のシワに分類されます。
このタイプのシワは乾燥が主な原因とされており、化粧水、乳液、クリームといった順番でしっかり保湿することで、予防につながると紹介されていました。
日々の保湿ケアを丁寧に行うことが、遠回りに見えて実は効果的な対策なのかもしれません。
真皮のシワ対策は簡単なケアだけでは難しい
一方、ほうれい線やおでこのシワのように、比較的深く長いシワは真皮のシワと呼ばれています。
こちらは紫外線による光老化や加齢が主な原因とされ、保湿など表面的なケアだけでは改善が難しいとされていました。
シワ対策に週2回の全身運動が有効という最新研究
そんな真皮のシワについて、2023年の最新研究で興味深い結果が紹介されていました。
それが、週2回の全身運動によってシワが目立ちにくくなる可能性があるというものです。
運動によって全身に酸素や栄養が行き渡ることで、コラーゲンの生成が促され、活性酸素が減少するとされています。
その結果として、肌の土台となる部分の弾力や厚みが増していくと考えられているようです。
ここでいう全身運動とは、自転車、ウォーキング、スクワットなど、体全体を動かす運動を指します。
番組で紹介されていた実験では、約4か月間、週2回の運動を続けた結果、肌のハリや真皮の構造に改善が見られたと報告されていました。
この研究結果は学術誌「Scientific Reports」にも掲載されているそうです。
出典:Sci Rep. 2023;13:10214
また、50代になってもシワが目立ちにくい女性たちの多くが、フラダンスのような全身を使う運動を習慣にしているという例も紹介されていました。
特別な器具がなくても始められる運動から、無理のない範囲で取り入れてみるのもよさそうです。
毛穴ケアおすすめ洗顔法で目立ちにくくする方法
30代、40代になってくると、毛穴の開きや黒ずみが気になり始める方が増えてきます。
番組の解説によると、実は毛穴の数自体は遺伝によって決まっており、成長しても数が変わったり、開閉を繰り返したりすることはないそうです。
毛穴が目立って見えるのは、皮脂や角栓が詰まってしまうことが主な原因とされていました。
毛穴ケアにおすすめの洗顔法とは
そこで紹介されていたのが、毛穴を目立ちにくくするための洗顔のタイミングです。
入浴後や、ホットタオルで顔を温めた後に泡立てた洗顔料で洗うと、皮脂や角栓が柔らかくなり、汚れが落ちやすくなるといわれています。
洗顔料選びだけでなく、洗うタイミングを工夫することも、毛穴ケアの重要なポイントといえそうです。
目の下のクマの原因と対策|青クマ・茶クマ・黒クマの見分け方
目の下のクマは、原因によって青クマ、茶クマ、黒クマの3種類に分けられ、それぞれ対策方法が異なると紹介されていました。
青クマは血行不良が原因
目の下の皮膚を軽く引っ張ったときに薄くなるようであれば、青クマの可能性が高いそうです。
主な原因は血行不良とされており、ホットタオルなどで目元を温めることが改善につながると解説されていました。
茶クマは紫外線や摩擦の蓄積が原因
顔を上に向けても変化が見られない場合は、茶クマが疑われます。
紫外線や日常的な摩擦の蓄積が原因とされ、摩擦を減らしながら保湿を徹底することが対策になるといわれています。
黒クマは加齢によるたるみが主な原因
顔を上に向けると目立ちにくくなるタイプは、黒クマに分類されます。
ケガの後遺症や加齢によるたるみが原因となることが多く、セルフケアでの改善は難しいとされていました。
気になる場合は、目の下の脂肪を扱う治療などの選択肢もあると紹介されていましたが、まずは専門家に相談するのが安心です。
ホクロが増える理由と気をつけたいホクロの見分け方
「年々ホクロが増えている気がする」「今までなかった場所にできることがある」と感じる方も多いのではないでしょうか。
ホクロが増えるのは加齢による自然な変化
番組の解説によると、加齢に伴って増えていくホクロやイボは、多くの場合とくに問題のないものだそうです。
一定の年齢になると、こうした変化が多くの人に見られるといわれています。
ただし、次のような特徴があるホクロには注意が必要と紹介されていました。
左右非対称であること、境界がはっきりしないこと、色にムラがあること、大きさがおおむね6ミリ以上あること、そして形や大きさが変化していくことです。
これらに当てはまる場合は、自己判断せず皮膚科を受診することがすすめられます。
ホクロ対策として紫外線ケアが有効
ホクロの増加を完全に防ぐことは難しいものの、紫外線対策を心がけることである程度は予防につながる可能性があると紹介されていました。
シミやシワの対策と同様に、日焼け止めによる紫外線ケアは、ホクロの面でもメリットがあるといえそうです。
まとめ|今知りたいでしょシミシワ毛穴対策は日々の積み重ねがカギ
今回の「今知りたいでしょ」では、シミ、シワ、毛穴、クマ、ホクロといった肌の悩みについて、専門家の解説をもとに幅広く紹介されていました。
シミにはコウジ酸やビタミンC誘導体、シワには保湿や週2回の全身運動、毛穴には洗顔のタイミングの工夫など、それぞれに応じた対策があることが分かります。
どれも今日からすぐに始められる内容ばかりなので、できることから少しずつ取り入れてみてはいかがでしょうか。
肌の変化はすぐに現れるものではありませんが、正しい知識をもとに継続してケアを行うことが、将来的な肌の状態につながっていくと考えられます。


