WBSで紹介されたスポットスノーとは?粉で落とす染み抜きスプレーの正体
テレビ東京の経済情報番組「WBS(ワールドビジネスサテライト)」のトレたまコーナーで、新しいタイプの染み抜きスプレーが紹介されていました。
その名も「スポットスノー」です。
開発したのは、東京都足立区に本社を置くワイズプラント株式会社という会社だそうです。
外食中にラーメンの汁を服にはねさせてしまったり、油ものを食べていて袖口を汚してしまったり、そんな経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
スポットスノーは、そうした「その場でなんとかしたい」というシーンを想定して作られたスプレーのようです。
シミの部分にスプレーをして少し待つだけで、汚れが白い粉に変わり、あとは払い落とすだけでシミが目立たなくなるという仕組みが紹介されていました。
発売時期は2026年11月ごろが予定されており、想定価格は1,650円(税込)とされています。
水を一切使わない点が大きな特徴で、水洗いがしづらいジャケットやコートのような衣類にも使いやすいと考えられます。
外出先でシミをつけてしまったとき、これまではハンカチで軽く叩くくらいしか対処のしようがなかった、という方も多いのではないでしょうか。
そうした「その場しのぎ」から一歩進んで、きちんとシミを浮かせて取り除けるアイテムとして、番組内でも注目されていた様子がうかがえました。
持ち歩けるサイズ感で紹介されていたことから、カバンに1本忍ばせておく、という新しい習慣が広がる可能性もありそうです。
スポットスノーの使い方と、粉に変わる仕組みを検証
番組内では、実際にシミへスプレーする様子とともに、具体的な使い方が紹介されていました。
おおまかな手順は次の通りです。
1 シミの部分から少し離してスプレーをする
2 そのまま数分ほど待つ
3 白く乾いた粉になった部分をブラシや手で払い落とす
これだけで、こすったり水ですすいだりすることなく、シミを目立たなくすることができるとされています。
番組では、ラー油がついてしまった衣類を使った検証も行われていました。
スプレーをしてしばらく置いたあと、浮き出てきた粉を払うと、赤い油染みがかなり薄くなっている様子が紹介されていたようです。
なぜ粉になるのか、その仕組みも興味深いポイントとして取り上げられていました。
これまでのシミ抜きスプレーの多くは、透明な液状の溶剤を使うタイプが主流だったといいます。
一方でスポットスノーには、シリカというミネラル由来の粉末が配合されているそうです。
まず溶剤が汚れを浮かせ、その浮いてきた汚れをシリカの粉が吸い上げて水分を抜いていく、という2段階の仕組みになっていると紹介されていました。
最終的に表面に残るのは乾いた粉だけなので、あとは払うだけで済むというわけです。
従来品のように、スプレー後にすすいだり、濡れたタオルで叩いたりする手間が省けるところが、視聴者からも驚きの声を集めていたポイントのようでした。
番組の中では、スタジオのコメンテーターからも「これなら外食のときに持っていたい」といった反応があったと伝えられています。
特に、色の濃い衣類にできた油ジミは目立ちやすく、放置すると落ちにくくなってしまうことから、その場で応急処置ができる点に興味を持った視聴者も多かったようです。
なお、商品仕様として案内されていたところによると、内容量は100mlのスプレー缶タイプで、成分には炭化水素系の溶剤と吸着剤であるシリカ、香料などが含まれているとされています。
使用の際は、缶をよく振ってから汚れの部分に20cmほど離してスプレーし、3分から5分ほど置いて完全に乾かしてから払い落とす、という流れが推奨されているようです。
撥水加工された生地やウレタンフォーム、合成皮革などには使用を避けるよう案内されている点にも注意しておきたいところです。
粉で落とす染み抜きスプレーはワイズプラントだけ?サンドライとの違いもチェック
・サンドライ
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染み抜きスプレー ワイズプラントという組み合わせで検索している方も多いようなので、開発元についても触れておきます。
ワイズプラントは、もともとクリーニング工場向けの業務用洗剤などを手がけてきた会社だそうです。
番組内では、この分野に本格的に進出した理由についても語られていました。
取引先であるクリーニング施設が、この10年で3割以上も減少しているという厳しい状況があったとのことです。
その一方で、洋服に傷や汚れがついたことをきっかけに、修理せずに手放して新しいものを買い直す人が少なくないという実情もあるようです。
もっと気軽に自分でシミを落とし、お気に入りの服を長く着られるようになれば、結果的に資源の消費を減らすことにもつながる、という考え方から開発が進められたと紹介されていました。
なお現状の課題としては、シミがついた直後でないと効果を発揮しにくい点が挙げられていたようです。
ワイズプラントとはどんな会社?
先述の通り、ワイズプラントはクリーニング業界向けの業務用洗剤を長く手がけてきた企業のようです。
プロ向けの知見を家庭用や携帯用の商品に落とし込んだのが、今回のスポットスノーという位置づけになると考えられます。
染み抜きスプレー サンドライとの違いは?
粉で落とす染み抜きスプレーというと、以前から「サンドライ」という商品を思い浮かべる方もいるかもしれません。
サンドライは三和化成が販売している業務用の染み抜きスプレーで、油性の汚れや輪ジミに強いことから、クリーニング店やアパレル関係者の間で長く使われてきたロングセラー商品のようです。
仕組みとしては、溶剤の洗浄力と微細なパウダーの吸着力を組み合わせているとされており、スプレーして数分置いてから粉を払い落とすという流れは、スポットスノーと近い部分があります。
一方でサンドライはもともと業務用として展開されてきた商品で、420mlという大きめの容量で販売されているのが一般的なようです。
これに対してスポットスノーは、外出先でも気軽に持ち歩けるサイズ感や、家庭での使いやすさを意識して開発された商品という印象を受けます。
サンドライはヨドバシで購入できる?定価はいくら?
サンドライ ヨドバシという検索が多いことからも分かるように、身近な家電量販店で手に入るのか気になっている方は多いようです。
サンドライは手芸用品店や資材専門店、通販サイトを中心に取り扱われている商品のため、店舗によって取り扱い状況は異なると考えられます。
購入を検討する際は、事前に店舗や通販サイトの在庫状況を確認しておくと安心かもしれません。
定価についても販売元やショップによって差があるようなので、正確な価格は購入予定の店舗で確認するのが確実です。
容量は420mlというサイズで販売されているケースが多く、家庭で1本買っておけばしばらく使い続けられるという点は、こまめに買い足す必要がある小型スプレーとは違った魅力かもしれません。
また、サンドライには通常タイプに加えて、規制対象となる溶剤を含まない「サンドライISO」というタイプも用意されているようです。
作業環境や使う人の体質によっては、こうした低刺激タイプを選ぶという選択肢もありそうです。
サンドライ油染みへの使い方
サンドライは、機械油やファンデーション、口紅といった油性のシミに効果を発揮しやすいと紹介されています。
汚れた部分から20cmほど離してスプレーし、数分置いて粉が浮き上がってきたらブラシで払い落とす、という使い方が一般的なようです。
色落ちが心配な生地の場合は、目立たない部分で試してから使うようにと案内されています。
スプレー式染み抜き剤の効果には科学的な裏付けもあり
油分を含む汚れに対して、界面活性剤や溶剤が汚れを浮かせ、そこに微粒子の粉末が汚れを吸着させるという仕組みは、洗浄科学の分野でも古くから研究されてきた方法だと言われています。
シリカのような多孔質のミネラル粉末は、表面積が大きく油分を吸着しやすい性質を持つとされ、こうした特性が繊維に付着した油汚れの除去にも応用されていると考えられます。
実際の効果には生地の種類やシミの経過時間によって差が出ることもあるため、気になる場合は目立たない部分で試してから使うのが安心です。
出典:スポットスノー|ブランドケア公式サイト
まとめ
WBSのトレたまコーナーで紹介された「スポットスノー」は、水を使わずにシミを粉に変えて払い落とすという、これまでにないタイプの染み抜きスプレーでした。
開発したワイズプラントは、クリーニング業界の変化を受けて、家庭でも気軽に使える製品づくりに取り組んできた会社のようです。
発売は2026年11月ごろ、想定価格は1,650円と紹介されており、外出先での「あっ」という瞬間に頼れるアイテムとして注目が集まりそうです。
また、粉で落とすタイプの染み抜き剤としては、業務用として実績のあるサンドライという選択肢もあります。
携帯のしやすさを重視するならスポットスノー、大容量でコストパフォーマンスを重視するならサンドライ、というように、使うシーンによって向き不向きがありそうです。
どちらも「シミを粉に変えて払い落とす」という発想は共通しているものの、開発の背景や想定されている使い方には違いがあるようです。
発売時期が近づいたら、実際の使用感やレビューもあわせてチェックしてみると、より自分に合った1本を選びやすくなるかもしれません。
用途や持ち運びやすさに応じて、自分に合った染み抜きスプレーを選んでみるとよいかもしれません。


