夏に腰痛が急増?「ひるおび」で紹介された腰痛予防のポイント
2026年7月9日放送の「ひるおび」では、夏場に増える腰痛をテーマにした特集が組まれたとのことです。
実は1年のうちで最も腰痛の訴えが増えやすいのが夏だと紹介されていました。
涼しい室内と蒸し暑い屋外を行き来する時期だからこそ、体には知らず知らずのうちに負担がかかっているようです。
番組には、腰痛治療と研究に30年以上携わってきたテーラーメイド腰のクリニックの松平浩院長が登場したとのことです。
松平院長は東京大学医学部附属病院22世紀医療センターの特任教授を務めた経歴を持ち、腰痛治療のエキスパートとして2018年から医師が選ぶ「ベストドクター」に選ばれ続けている人物だそうです。
延べ3万人以上の患者を診てきたという実績から、番組内でのコメントにも高い信頼が寄せられていたようです。
なぜ今、夏の腰痛が話題になっているのでしょうか。
それは冷房による体の冷えと、屋外の暑さとのギャップが、想像以上に腰へのダメージにつながっているからだと考えられます。
本記事では、番組内容をもとに夏の腰痛が起こる原因と、話題となった「3秒これだけ体操」のやり方について詳しくまとめていきます。
夏に腰痛が増える原因とは?寒暖差が引き起こす体の変化
番組では、夏特有の腰痛の原因について複数の角度から解説がなされていたようです。
主な要因として挙げられていたのは、涼しい室内と暑い屋外との寒暖差だったとのことです。
冷房の効いた室内に長時間いると、筋肉が冷えて硬くなりやすいそうです。
筋肉がこわばることで血行が悪くなり、腰まわりの負担が増していくと考えられます。
さらに、夜間の寝苦しさによって眠りが浅くなることも指摘されていました。
睡眠が浅くなると、脳内で痛みを和らげる働きが弱まってしまい、結果として腰痛に対して敏感になりやすいとのことです。
暑い時期の外出では、汗をかくことで体内の水分や塩分が失われやすくなります。
このミネラル不足が筋肉の痙攣を招き、腰の痛みにつながる可能性があると紹介されていました。
加えて、旅行やレジャーなど長時間同じ姿勢で移動する機会が増える夏は、普段と違う腰の使い方をする場面も多くなるようです。
くしゃみをした瞬間や、重い荷物を持ち上げたとき、あるいは靴下を履こうとして体をひねったときなど、ふとした拍子に腰痛が起こるきっかけになりやすいと説明されていました。
筋力の低下や長時間同じ姿勢を続けることも、腰痛の引き金になりやすい要素として紹介されていたようです。
こうした腰痛のメカニズムについては、松平院長自身も長年研究を重ねてきたテーマだそうです。
腰痛のメカニズムを科学的に解明し、体を動かしながら治していくという運動療法の考え方を、欧米で標準的な治療法として国内に広めてきた人物として知られています。
出典:テーラーメイド腰のクリニック
ひるおび腰痛ストレッチ「3秒これだけ体操」のやり方
番組内で紹介されたのが「1回3秒これだけ体操」と呼ばれる簡単なストレッチだったとのことです。
腰痛になりにくい体をつくるためには、股関節や胸椎まわりを伸ばすことがポイントになると解説されていました。
このストレッチを行うことで、腰まわりの筋肉の血流が促され、たまった疲労が和らぐ効果が期待できると紹介されていたようです。
やり方はとてもシンプルで、以下の手順で行うとされています。
1、足を肩幅よりやや広めに開き、つま先重心を意識しながら膝をしっかり伸ばして立つ

2、両手を骨盤に添え、指先を下向きにしてお尻のあたりに置く

3、息をゆっくり吐きながら上体を後ろに反らし、斜め上を向いた状態で3秒間キープする

4、キープが終わったら、ゆっくりと元の姿勢に戻す

この一連の動作を3回繰り返すのが基本の流れだと紹介されていました。
たった3秒という短時間で行えるため、家事や仕事の合間、立ち仕事の休憩時間などにも取り入れやすいストレッチだと言えそうです。
腰をそらす際は、勢いをつけずゆっくりとした動きを意識することが大切だと考えられます。
痛みを感じる場合は無理に続けず、体調に合わせて中断することも忘れないようにしたいところです。
腰痛ストレッチと腰痛に効く食べ物・飲み物
股関節・胸椎まわりを緩める重要性
番組では「これだけ体操」以外にも、日頃から股関節や胸椎まわりの柔軟性を保つことの大切さが語られていたようです。
デスクワークなどで同じ姿勢を続けていると、股関節や背中の上部(胸椎)の動きが硬くなりやすいと考えられます。
その結果、腰だけに負担が集中してしまい、慢性的な腰痛につながるケースもあるとのことです。
こまめに体を動かし、股関節や胸椎の可動域を保つよう意識することが、腰痛予防の土台になると紹介されていました。
腰痛に効く食べ物・飲み物はある?
「腰痛ダイレクトに効く食べ物や飲み物はあるのか」という点についても番組内で触れられていたようです。
結論としては、痛みそのものを直接的に和らげるような特効的な食品は、残念ながら見当たらないとのことでした。
ただし、骨や筋肉の健康を支えるという観点では、ビタミンDを含む食品が予防につながる可能性があると紹介されていました。
具体的には、鮭やイワシ、さんまといった魚類がビタミンDを豊富に含む食材として挙げられていたようです。
ビタミンDは骨の代謝や筋肉の機能維持に関わる栄養素として知られており、日々の食事に取り入れることで、腰まわりの健康を下支えする役割が期待できると考えられます。
夏場の水分・塩分補給も忘れずに
先述の通り、発汗による水分・塩分不足は筋肉の痙攣を招き、腰痛のきっかけになりうるとされていました。
こまめな水分補給と、汗をかいた際の適度な塩分補給を心がけることも、夏の腰痛対策の一環として意識しておきたいポイントだと言えそうです。
まとめ
今回の「ひるおび」では、夏に腰痛が増えやすい理由と、その対策として「3秒これだけ体操」が紹介されました。
冷房による体の冷えと、屋外の暑さとの寒暖差、そして浅い眠りや水分・塩分不足などが、夏特有の腰痛リスクを高めていることが分かります。
「3秒これだけ体操」は、立った状態で上体を軽く反らして3秒キープするだけというシンプルな内容で、日常生活に取り入れやすいストレッチだと感じられました。
股関節や胸椎まわりを意識的に動かすこと、そしてビタミンDを含む食品や適切な水分・塩分補給を意識することも、あわせて心がけておきたいところです。
腰の痛みが続く場合や強い違和感がある場合は、自己判断で無理をせず、整形外科などの専門機関に相談することもおすすめします。


